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第3回講演会

徳川みらい学会の第3回講演会が8月27日、静岡市民文化会館大ホールで開かれました。奈良女子大学教授の鈴木則子さんが講師を務め、「幕末のコレラ禍と人々の暮らし~駿河国富士郡大宮町の史料から」の演題で語りました。
鈴木さんが拠点とする京都府と、静岡県がともに緊急事態宣言の対象地域となっていることから、リモート出演の形式による講演会となりました。
未知の病に江戸時代の人々がどう対峙したのか、往時の記録を紐解いて、疫病がそれまで当たり前に感じてきたさまざまな常識や社会のありようを変えていく現実を論じました。
コロナ禍に翻弄される中、非常に時機を得たトピックとなりました。