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第5回講演会

徳川みらい学会の第5回講演会が12月12日、静岡市葵区のしずぎんホールユーフォニアで開かれました。学習院女子大准教授の福島雅子さんが「徳川家康と服飾」をテーマに講話しました。
美術史を研究している福島さんは、服飾にまつわる家康公関連の品々が各地に多数残されていることに着目し、「当時の服飾を知る上で、一級の資料となる」と家康公の遺品の調査、分析を続けています。美しい写真のスライドを舞台上のスクリーンに投影しながら、東京国立博物館所蔵の家康が着用したとされる陣羽織や、「伊賀越え」の功績で、家臣に家康が贈った羽織などの興味深いエピソードや、当時の服飾の特徴などを解説し、来場者の好奇心をかきたてました。