徳川みらい学会の第3回講演会が8月24日、しずぎんホール「ユーフォニア」で開かれました。講師は凸版印刷株式会社広報本部印刷博物館 部長・学芸員の緒方宏大さん。演題は「徳川家康は活字人間だった!!-江戸時代の印刷・出版文化」。江戸幕府を開き、260年にわたる太平の世をもたらした徳川家康の生涯は多くの人が知るところですが、武将、為政者としてだけでなく、書物を愛し、印刷・出版事業を行った「もう一つの顔」がありました。家康が行った伏見版木活字と駿河版銅活字による印刷・出版事業を中心に、当時花開いた活字による印刷や、家康以外に印刷・出版事業を行った人物との関係などにも触れ、江戸時代に出版文化が大きな発展を遂げ、さまざまな印刷・出版物が世に出されたことを説き明かしました。昨年、凸版印刷から静岡商工会議所に寄贈された駿河版活字のレプリカも会場に展示され、多くの来場者の関心を集めました。
徳川みらい学会の第3回講演会が8月24日、しずぎんホール「ユーフォニア」で開かれました。講師は凸版印刷株式会社広報本部印刷博物館 部長・学芸員の緒方宏大さん。演題は「徳川家康は活字人間だった!!-江戸時代の印刷・出版文化」。江戸幕府を開き、260年にわたる太平の世をもたらした徳川家康の生涯は多くの人が知るところですが、武将、為政者としてだけでなく、書物を愛し、印刷・出版事業を行った「もう一つの顔」がありました。家康が行った伏見版木活字と駿河版銅活字による印刷・出版事業を中心に、当時花開いた活字による印刷や、家康以外に印刷・出版事業を行った人物との関係などにも触れ、江戸時代に出版文化が大きな発展を遂げ、さまざまな印刷・出版物が世に出されたことを説き明かしました。昨年、凸版印刷から静岡商工会議所に寄贈された駿河版活字のレプリカも会場に展示され、多くの来場者の関心を集めました。