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第2回講演会「朝鮮通信使講演会」

徳川みらい学会の第2回講演会(朝鮮通信使講演会)が19日、静岡市駿河区の静岡県男女共同参画センター「あざれあ」大ホールで開かれました。講師は東海地方朝鮮通信使研究会の貫井正之代表。「朝鮮通信使と家康」をテーマに、豊臣秀吉の朝鮮出兵以来悪化していた両国の関係を、徳川家康がどう修復して平和な関係を再構築したかなどを説きました。貫井代表はユネスコ記憶遺産登録日本学術委員でもあり、朝鮮通信使が記憶遺産の認定に至るまでの過程も明らかにしながら、韓国側と日本側との主張が激突した議論で「信頼関係があるから、激論を交わす
ことができた」と振り返り、今後の日韓関係について「歴史の教訓を通信使から学ぶべき」と語りました。